体質別の施術
日々過ごしていると
「病院に行くまでもないけど、不調なんだよなぁ・・・」
ってことありませんか?
「胃が重いし、頭痛もある。今日はむくみも強いなぁ・・・」
病院に行くなら何科に行こうかな?って迷いますよね。
(多分内科に行って、胃薬をもらう形になることが多いのではないでしょうか)
→けどこれらの症状は東洋医学だと、同じ原因から起こる関連する症状です。
西洋医学では大体は臓器や身体の一定の部分に器質的な異常をきたして”病気”という判断をされます。
東洋医学では臓器自体の異常というより、各臓器の「働き」が悪くなることで起きてくる異常に対して名前がつきます。
なので、具体的にどこの臓器が悪い、というものではないのです。
東洋医学的に身体を構成する要素は大きく分けて”気””血””水”という3つの要素があります。
身体はこの3つが相互的に働き合ってバランスを保っています。
この要素のどこかが不足したり、滞ることで身体の不調を起こします。
(気血水の話を掘り下げるととても長くなるので割愛します)
あなたのいまの体質の傾向をチェックしてみませんか?
1 ) 気虚
□疲れやすく、いつもだるい
□食欲がない、少食である
□かぜをひきやすい
□トイレの回数が多い
□下痢をしやすい、便がやわらかい
2 ) 気滞
□おなかが張って、痛い
□痛む場所が変わる、あちこち痛む
□ため息をつくことが多い
□月経前や月経中に下腹部や乳房の張りがある
3 ) 血虚
□立ちくらみやめまいがする
□目が乾いて疲れやすい、目がかすむ
□皮膚がかさかさしている
□月経の出血量が少なく、周期は遅れがち
4 ) お血
□顔色や唇、歯茎が黒っぽく、目の下にクマができやすい
□吹き出物や湿疹ができやすい
□皮膚に細かい血管のすじが浮き出てくる
□月経困難症があり、強い痛み、月経の出血量が多く、血のかたまりが出る
5 ) 陰虚
□肌や髪が乾燥している
□のぼせがある
□夜に手足がほてる
□便がかたく、便秘がちである
6 ) 水滞
□顔や手足にむくみがある
□痰がからんでせきが多い
□めまいや吐き気がある
□舌がむくんで大きくなり、歯形がつく
リトリートハリの鍼灸治療ではこれらの体質に合わせて施術をしていきます。
そうすることにより、足の冷えと頭痛、など一見関連性のない症状でも同時に軽減していきます♪