東洋医学的体質解説
Aが多かった方・・・”気虚(ききょ)”タイプ
「気」が不足してエネルギーが足りていないことで、身体の中を動かす力が足りなくなっている状態。
このタイプは胃の不調がある方が多いです。
何かしらの問題で胃腸の動きが悪くなり、エネルギーを吸収できなくなり、
・疲れや倦怠感
・強い冷え性
・食欲不振や胃もたれ、軟便・下痢をしやすい
・体力がないので免疫機能も低下し、風邪を引きやすい
傾向があります。
Bが多かった方は・・・”気滞(きたい)”タイプ
「気」の巡りが悪く停滞している状態。
ストレスにより交感神経が優位になり身体の緊張や精神のコントロールができなく不安定な傾向にあります。
・精神的ストレスでイライラしたり、不安、憂鬱感を感じる
・片頭痛がある
・月経不順がある
傾向があります。
Cが多かった方は・・・”血虚(けっきょ)”タイプ
身体を栄養する「血」が不足している状態。
身体の栄養素である血が不足しているので、栄養が行き渡らないので
・貧血の傾向
・めまい
・しびれやけいれんなどの筋肉の症状も現れやすい
・抜け毛や白髪が増える
傾向があります。
Dが多かった方は・・・”お血(おけつ)”タイプ
「血」の巡りが悪く、体に栄養素が巡らない状態です。
血の巡りが悪いことから、
・ニキビ、しみ、くま、肌荒れなどの肌トラブル
・肩こりや関節痛、頭痛なども感じやすい
・手足の冷えが強い
傾向があります。
Eが多かった方は・・・”陰虚(いんきょ)”タイプ
身体をめぐる「水」が不足することで、身体を潤すことが出来ない状態。
身体の熱を冷ます働きのある水が不足しているので
・のぼせや手足のほてり
・口の渇き
・便秘気味
傾向があります。
Fが多かった方は・・・”水滞(すいたい)”タイプ
水分代謝が悪く、「水」が身体の中で停滞している状態。
水分が代謝、排出されないとで停滞することで
・汗をかきやすい
・軟便・下痢気味
・頭や体が重だるく感じやすい
・天気によってだるさや頭痛を感じやすい
傾向があります。
これらは傾向なので、生活やとりまく環境によって変化したりもしますし、
気虚と血虚が両方当てはまる方など複数に該当する方もいます。
今の身体の傾向、として捉えていただけると良いかな、と思います♪